夏はヨーロッパ旅行のベストシーズンです。今年の夏休み、ちょっと遠い所に行ってみようと考えている人の中には、初めてヨーロッパに行く計画を立てている人もいるかと思います。ただ、ヨーロッパの夏は、地域や国で多少の違いはあるものの、やはり日本の夏とは事情が違います。そこで今回は、夏の欧州旅行で気をつけたいことをまとめました。しっかりと事前に下調べをして、快適な欧州旅行を楽しんでください。
■気候の問題
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まず最初にチェックしたいのは、気候のことです。ヨーロッパの夏は、湿度の高い日本と違い、全体的にカラッと乾燥していて過ごしやすいです(たまに猛暑に見舞われる年はありますが)。ただ、日中の日差しが強くても、朝や夜は冷え込むことが多く日中と朝・夜の寒暖差が大きいので、カーディガンやストールなど、羽織れるものを持参したほうがよいでしょう。
南フランスやスペイン、イタリアなどの地中海沿いの諸国は、ヨーロッパの中でも特に温暖な地域で、日中の日差しはとても強烈。特にスペインでは、一日のうちで一番日差しが強くなる14時から16時にかけては「シエスタ」といってお店が一時的に閉まるところも多いので、この時間帯のショッピングは避け、飲食店や美術館など、室内で過ごすのがおすすめです。
■お店の夏期休暇問題
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ヨーロッパでは、8月を中心に休業するお店が多くなります。特に日本のお盆休みと重なる8月の半ばは最も休むお店が多くなる時期なので、この時期に行く人は注意が必要。ただ、夏期休業はそれぞれのお店により異なっており、最近は休まない所も増えてきているので、行きたいお店がある場合は、事前にお店のHPやFacebookページで確認したり、またはメールや電話で問い合わせておきましょう。ちなみに観光スポットやスーパーマーケット、ファストフード店などは休まず営業しているのがほとんどですのでご安心を。
■人気の観光スポットは午前中に
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ヨーロッパでは夏は観光のベストシーズンとされ、世界中から観光客がやって来るため、有名な観光スポットや世界遺産などは大変混雑します。ただ、午前中の早い時間帯に行けば混雑を免れる可能性が高くなります。また、涼しい時間帯ということもあり過ごしやすいので、人気の観光スポットには朝早く出かけることをおすすめします。
■日照時間が長い
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ヨーロッパの夏は長く、夜の9時10時まで明るい時期もあります。泊まる場所によっては、繁華街の賑わいが夜遅くまで続き、騒がしいなんてことも多々。そんな街でナイトライフも楽しみたい!という元気な人は、昼間のうちにしっかりと休んで夜に備え、夜はぐっすり眠りたいという人は、静かな通りや地区に宿をとるのがベターです。